北斎もののけ張り子

本日も、すみだクリエイターズクラブ展「拝啓、北斎先輩。」の作品の中から「北斎もののけ張り子」をご紹介します。
江戸の伝統工芸でもある「張り子」の技法で北斎の原画を立体化したものです。

北斎もののけ張り子

原画の特徴を活かしながらもシンプルなフォルムや絵付けにアレンジされたとても魅力のある立体作品となっています。

モデルとなった『白澤(はくたく)』は人の言葉を理解し万物に精通するとされ、病魔や天災よけになると信じられている聖獣です。
『獏(ばく)』は人の夢を喰って生きると言われる伝説の生物です。
悪夢を見た後に「(この夢を)獏にあげます」と唱えるとその悪夢を二度と見ずにすむのだそうです。
怖い夢を見たあとはやってみても良いかもしれませんね。

北斎もののけ張り子 北斎もののけ張り子

 

原型製作/木村吉見
整型・型取り/三田大介
絵付け/角田晴美

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すみだクリエイターズクラブ展 「拝啓、北斎先輩。」

1月22日(金)~2月3日(水) 入場無料
東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「すみだ まち処」